年収1,000万になるために、やってきたこと
40代の転職で年収1,000万円に届きました。一番上がったのは転職のタイミングです。ただし、転職しただけでは上がりません。
ポートフォリオを作り、仕事の外でも勉強を続け、市場がどんなエンジニアを求めているかを追いかけていました。その積み上げが評価される場が、たまたま転職だったというだけです。未経験からエンジニアを目指す話ではありません。新卒からソフトウェアを書いてきた人間が、40代で何をやったかの記録です。
これまでの職歴と、2回の転職
運営者について- 1,000万円 この転職で到達
- 2 使ったサービス
- 3 内定
- 1社目:大手ゲーム会社
- 一度目の転職
550万 → 650万 +100万
難航しました。「働き方を変えたい」と答えて選考が止まり、「なぜ小さい会社に?」にも答えられません。決まったのは、ワークポートに届いたスカウトから、カジュアル面談のつもりで会いに行った会社でした。C/C++が書ける人を探していて見つけられておらず、その場で社長からぜひ来てほしいと言われ、先に出ていた条件がそのまま通っています。
- 2社目:中小・自社ソフトウェア開発
- 二度目の転職(40代)
800万 → 1,000万 +200万
採用が過熱していた自動車業界を選びました。サービスを3つ登録し、進めるうちに2つになり、内定は3社。面接で希望を聞かれた場で条件を伝えています。入社先が反応したのは職務経歴書ではなく、個人開発のアプリでした。
- 3社目・現職:大手SIer(自動車業界担当)
1,000万 → 1,200万 社内昇給 +200万(年あたり40万超)
入ってからの伸び方も、2社目とは違いました。変えたのは業種だけです。
- いま:3回目を調査中
転職で上がったのは2回。1回目は+100万、2回目は+200万です。差を作ったのは交渉術ではなく、相手側の事情でした。1回目は求める人材を見つけられていない会社に当たり、提示が最初から+100万。2回目は内定が3社あり、転職先は自分が第一志望ではないと知ったうえで条件を積んできました。
移った先での伸び方にも差がありました。2社目は約10年で+150万、年あたり15万ほど。3社目は5年で+200万、年あたり40万を超えます。変えたのは業種だけです。
引き止められることもある。ただし相手の体力次第
「給料が上がるので転職します」と伝えれば、「上げるから残ってくれ」と言われる可能性はあります。実際そうなる人もいます。
ただしそれは相手の会社に出せる体力があればの話です。私のときは中小企業から上場企業への移動だったので、競える場所が限られていました。すでに決まっていたこともあってか、意思を尊重されて終わりました。交渉にはなっていませんし、私も交渉するつもりはありませんでした。
800万から1,000万のジャンプで効いたのは、同時に複数の選考が進んでいたことです。転職先は自分が第一志望ではないと知っていて、そのうえで条件を積んできました。比較される相手がいなければ、そうする理由がありません。使ったサービスは2つ、内定は3社です。面接で条件を伝えたことも効いていますが、こちらは順序の問題で、オファーが作られる前に言ったかどうかです。
第一志望にも受かっていました。それでも別の会社を選んでいます。条件を並べて比較できたからです。
1,000万に届くまでに、やっていたこと
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ポートフォリオを作る
評価されたのは職務経歴書ではなく、作ったものでした。40代の書類で20代と差をつけるのは難しいですが、作ったものがあれば話が変わります。
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仕事の外でも勉強を続ける
見られていたのは成果物そのものより、経験のない技術を自分で習得したという事実でした。業務で使う技術だけを追っていると、そこが埋まりません。
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市場が何を求めているか追いかける
需要が集中している場所と、自分の経験が重なる点を探します。接点は技術イベントの登壇資料など、公開されている情報から見つかります。
逆に、職務経歴書の書き方に時間をかけるのはもったいないと思っています。AIに書かせて、エージェントのAI機能に添削させれば足ります。無料です。空いた時間は上の3つに回したほうがいい。
このブログの結論
転職サービスは複数登録して、活動を進めながら絞っていく。最初に何社と決める必要はありません。比較サイトの多くは「3〜5社」と数を指示しますが、使える時間も業界も人によって違います。
ただし1社では足りません。書類の質も条件交渉も、1社だと上限が決まります。同じ職務経歴書を出したのに、評価された箇所は会社ごとに違いました。自分の強みは自分では決められません。相手が決めます。だから売り方の仮説は複数必要になります。
私の場合は3つ登録して、結果的に2つで選考を進めました。絞ろうとして絞ったのではなく、進めるうちにそうなりました。
いま調べていること
市場価値の調査を見る前回の転職から5年が経ちました。同じ人間が、同じ市場をもう一度見ています。いま転職するかは決めていません。決める前に、自分がどこに立っているかを知りたいだけです。
40代後半のエンジニアにどんなスカウトが届くのか。提示される年収はいくらか。経歴のどこに反応があるのか。AI駆動開発のポジションは実在するのか。調査中の記録なので、結論はまだありません。分かったことから順に書いています。
次にやるならこの順で動く
進め方をすべて見る- STEP 1 サービスに登録し、初回面談を受ける
- STEP 2 書類はAIに任せる。時間はポートフォリオに使う
- STEP 3 応募する。経路の重複を管理表で防ぐ
- STEP 4 面接。希望条件はここで伝える
- STEP 5 複数の内定を並べて条件で選ぶ
- STEP 6 退職日はボーナス確定日から逆算する
これは当時の週次記録ではなく、終わってから組み直した手順です。順番の理由は各記事に書いています。
新着
- 進め方
職務経歴書に時間をかけない。AIに書かせて添削まで任せる
職務経歴書はAIに下書きさせて、転職サービスのAI機能で添削すれば足ります。40代の転職で実際に効いたのは書類ではなかったので、空いた時間は作るほうに回します。
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作りかけを見せない。公開まで完遂したことが評価された
個人開発は動くところまで作れば十分に見えますが、公開まで通すと聞かれる内容が変わります。設計と実装の外側にある工程を、一人で通した経験になるからです。
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作ったものは書類に1行書くだけでは伝わらない。何をどう書いたか
個人開発を職務経歴書に1行だけ書いても読み飛ばされます。何を作ったかではなく、何を解決して何を新しく習得したかを書くと、面接で掘られる側に回れます。
- ポートフォリオ
40代の個人開発は転職で評価された。職務経歴書ではなかった
40代の転職で入社先が反応したのは、職務経歴書ではなく個人開発のアプリでした。しかも成果物そのものより、経験のない技術を自分で習得した事実のほうが効いています。
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40代でマネジメントとスペシャリスト、どちらで応募するか
同じ職務経歴書を出したのに、会社によって評価された場所が違いました。どちらで売るかを自分で決めきると、片方の入口が閉じます。私は決めずに両方書きました。
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40代のプログラマに求人はあるのか。手を動かす役割で通った
40代でコードを書く役割のまま転職しました。求人はありますが、管理職を前提にしたものと同じ言葉で書かれています。求人票のどこを見て切り分けたかを書きます。
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40代エンジニアの転職は本当に厳しいのか。3社から内定が出た
40代で転職して3社から内定が出ました。年収は800万から1,000万です。厳しくなかったとは言いません。厳しくなる条件がはっきりあったので、それを書きます。
- 40代の転職論
年俸制から月給制へ。額面が同じでも月の手取りは減る
年俸制の会社から月給制と賞与の会社に移ると、額面年収が上がっても月々に入る額は減ることがあります。面接でそれを伝えて、ベースの月給を上げてもらった話です。
どこから読むか
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転職サービス
転職エージェントと直接型サービスを実際に使った記録。型ごとに何が得意かが違うので、目的で使い分けます。どれを選ぶかではなく、どう組み合わせるかの話です。
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進め方
在職中に転職活動を進める手順。登録から内定まで何をどの順でやるか、年収交渉をいつ切り出すか、退職日をどこから逆算するかを書いています。
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ポートフォリオ
40代で評価されたのは職務経歴書ではなく、作ったものでした。何を作るか、どう見せるか、そして書類作成に時間をかけずAIに任せる話を書いています。
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40代の転職論
年収の推移、転職理由の伝え方、業種の選び方、家族から出された条件。40代のソフトウェアエンジニアが実際に直面したことを書いています。
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いまの市場価値
前回の転職から5年。同じ人間が同じ市場をもう一度見ています。どんなスカウトが届くか、何に反応があるか、40代後半の評価はどう変わったかを調査中の記録として書いています。